NANGKANG WF-2 Sportiac ナンカンWF-2スポーティアック サーキットインプレッション
お久しぶりです。
ZX-9Rをmsa221様主催のマイバイク走行会にて幸田サーキットを走らせてみました。
数年前はミニバイクレース等に参戦したりもした私ですが
レーシングスーツに袖を通すのがおよそ2年ぶり。
サーキットは4年ぶり?のセカンドDTを捨てる勢いでどきどきしながらの走行会でした。
車両の準備としてはフロントフォークオイル交換(番手、油面ノーマル)
ステムベアリングを交換。ガッタガタでした。こりゃ変えな走れんわ・・・。
約4万キロでの交換です。フォークオイルはそれなりきれいでした。あんま減衰とかも変わった感じねえなあ。やるだけ無駄だったかなあ。まあ精神衛生上よろしい。
では先ず幸田サーキットでの走行写真です。
はい。ヒザすれました。
つまりそういう事です。
外気温が35度を超えるレベルの炎天下。路面温度は50度を越しているでしょう。
10週を超えてくると多少の熱ダレは感じました。
この時エア圧は冷間時に純正指定圧(F2,5 R2,9)
走行終了後エア圧はRで3,1とおもろい数値になってました。
2本目は空気圧をF2,2 R2,6程度までダウン。
タイヤの張りがなくなりしっかりトラクションも乗るようになりました。
写真で見る限りプロダクションタイヤ(スーパーコルサ等)のバンク角とそこまでの遜色はありません。
どちらかと言うとスポーツタイヤ。それも国産のサイドウォール硬い系のブリヂストンのような印象を受けるタイヤでした。
スーパーコルサを過去愛用し、そのタイヤを潰してグイグイ頭を突っ込んでいくタイヤとは違い
タイヤのラウンドを感じながら曲げる非常に素直なタイヤでした。これほんとうに2まんえんですか。
すこしダラダラと曲がるコーナーでは荷重抜けてスッコンいくんじゃないか?なんて思いましたが全然だいじょうぶ。
温度依存も低いのでこの時期なら1週回ればもう遊べます。
アタック出来るようなタイヤか?と言われると否を唱えます。
ですが立ち上がりのリアスライドの傾向も悪くなくきちんと車両を前に勧めてくれます。
150ps近いパワーをフルに使ってパワーバンドで立ち上がるコーナーは幸田サーキットには少なく、僕にもうそんな度胸と腕はありません。
タイヤの溶け方も悪くないです。ライフも長そう。
ブレーキングで「タイヤ潰れた!おっし荷重乗ってる!チェイ!」って一次旋回に飛び込むプロダクションタイヤは非常に難しい気がします。
フロントフォークフルボトム>タイヤぐにゅっ の感覚を掴んでコーナリング
タイムも出るしグイっと向きも変わるし上手な人ならいいと思いますが
僕みたいなぺーぺーちゃんには「フォークしずんでるよータイヤまだいけるよー」と言う感じのこのスポーティアックは悪くないです。
特に電子制御デバイスのないアナログなZX-9Rですが案外扱えました。
・・・・でもYZF-R1の頃に比べると死ぬほど曲がらん。あれあんないい単車だったのねん。
話がそれましたので掻い摘んで。
①ブレーキング
フロントタイヤから伝わるロードインフォメションも良好。
タイヤの剛性が高い為フロントフォークの動きを掴みやすいです。
どちらかというとメカニカルグリップを重視するようなタイヤに負荷をかけないセッティングがよいんじゃないでしょうか?素人考えですが。
②一次旋回(切れ込み)
特性としては素直。よくいえば素直。
悪く言えば切れ込んでいくような挙動が無いため、人間が積極的にコーナリング出来るようある程度仕向けてやる必要があります。車両セット次第ではあるかと思いますが僕の9Rであればもう少し突き出してやるとかリアの車高上げるみたいなアプローチもよかったのかもしれません。やる気ないけど。
③クリッピングに向けて
単車をバンクさせてヒザがあたります。クリップまでリア荷重は少なくフロント依存度が高い状態。
ここでタイヤのサイドウォールがぐにぐにする挙動?(昔ミシュランでよくあった気がします。パイロットパワーをZXR400で履いてる時感じました)と言うのは特にないので安心してクリップにつけます。
④二次旋回
さあブレーキをやめてアクセルをひねりますぞー
リアに荷重が移ってフォークが伸びていきます。
リアタイヤにぎゅっと荷重が載ってすなおぉーに曲がっていきます。
ほんとに2まんえん?
⑤立ち上がり全開
イケるやん!
こんな感じです。
タイム狙えるような腕が現在ついてきていないので非常に申し訳ありませんが
ツーリングでワインディングを元気に走りたい!でもライフも気になるしお財布も。なんてあなたにぴったり。
たまの週末トラック・デイでもなんとかなる。
コストパフォーマンスに優れ グリップも悪くありません。
友人のD型ZX-10Rと一緒に。
せっかくいいレーシングスーツもってるので また行きたいなー。
ここからは「走行会」のインプレッションです。
僕も何度かいろんなコースの走行会に参加しました。
それぞれ主催、運営は別です。
今回msa221様主催の走行会でした。
「あくまでもマイバイクでサーキットを走る」という前提のもとの走行会。
タイム計測のポンダーの貸出等はありません。
一本20分~25分を3本 なんとこれで5000円
コースとしては驚くほど広い!リッターマシンでも全開だっ!というコースではありません。
一周上手な人で50秒くらい。僕みたいなぺーぺーだと1分くらいかかってんじゃない?
クラス分けもされています。
さて批判してやろう!いっぱい叩いてやろう!参加者はみんなレーサー気取りだぞっ!とか言いたい!
そんな事ありませんでした。
私服(プロテクタ着用が望ましい)での走行が許可されているため
非常に紳士な方が多いです。
転倒、廃車みたいな事も少ないようです。
エンジョイクラスやビギナークラス、はてはオーナーズクラブ走行会なんかもやってくれます。
今回僕はマイペース1 MP1クラスで走行しました。
運営主催者様に「追い抜きがちょっと強引だったよー」とご指摘を受けました。
逆に指摘出来るような運営主催です。マナーアップにつながっていきます。
もちろん僕にも見に覚えがありましたので謝罪をしました。
そう。この「指摘」出来る運営主催は少ないです。
なぜなら僕は「お金を払っている」からです。
運営側は「お金をもらっている」ので指摘しにくいところはあります。
しかしそこを履き違えずきっちり意見を言える運営主催というのは非常に大事だと思います。
いい走行会でした。msa221様。ありがとうございます。
また次回も参加しますー。
ナンカン スポーティアックWF-2 インプレッション
気になってる人も多いのでは?
ナンカン スポーティアック WF-2 120/70/17 180/55/17 の装着 実走行インプレッションです。
以前はピレリ スーパーコルサ SC2を使用していました。
過去YZF-R1(‘00)ZXR400で使用し、そのインチキくさいグリップ力とそのサーキット峠での応答性の良さとロードインフォメーションに惚れ込んでいました。
が
オッさんになり峠もサーキットも行きませんし、レーシングスーツを着込む事すらありません。
スーパーコルサは路面のギャップもすべて綺麗に拾い上げ、タイヤからの情報量は最高です。
タイヤを潰す感覚も掴みやすく、コケる気がしないグリップ力も相まって最高のレーシング性能です。
悪く言えば普段使いの乗り心地は最低です。
温度依存も高く温めないと全くグリップしません。
高速道路のコーナリング中のギャップを超える際は軽く恐怖です。
足のしなやかなYZFではそこまで気にしませんでしたが(でも200オーバーでキャブR1走らせると剛性不足や足のしなやかさが怖い)
カワサキらしくヤマハに比べて固めのサスの9Rでは突き上げ感等が不快でした。
さて 皆様気になってるスポーティアックのお話です。
先にデメリットから。
①タイヤ自体がクソ重い。
スーパーコルサと比較するとめっちゃ重く感じます。
体重計計測で前後で約1kgもの差がありました。
まあスパコルは使用済なので....。
②タイヤ硬すぎね?
手組みするなら覚悟してください。
大変だと思います。
まあスーパーコルサ って半分に折りたためるレベルの柔らかさですし比較しちゃいかんけど...
③取り扱い店が少なすぎる
まず量販店で見かけないです。
通販で買って持ち込み交換かDIYの二択でしょう。
以上です。
メリットはこちら
①くっっっっそ安い
同サイズのスポーツタイヤのネット通販価格で比較すると1-2万安いです。
お小遣い制のお父さんに優しいです。
貧乏学生にも優しいです。
②思ってたよりグリップする。
これほんとに2万?レベルの性能はあります。
春にサーキット 峠で使ってインプレッションします。
③温度依存低い
そのまんまです。まあ比較対象がスパコルなのでお察し下さい。
④乗り心地がいい
比較ry
実走行インプレッション
名古屋から伊勢までツーリングに使用。
街乗りからワインディング、高速道路と満遍なく使用しました。350kmくらいかな。
エア圧はF2.2kg R2.3kgです。
①街乗り
至って素直。乗り心地もよくストレスを感じる場面はありません。
ギャップも気にせずフラットな特性です。
②ワインディング
伊勢志摩スカイライン パールロードと中速コーナーメインです。
寝かし込みにクセもなく狙ったラインに乗ります。
コンペタイヤにありがちなフロントの旋回性が強すぎて切れ込みが強すぎたり、荷重をかけてタイヤを潰す必要もなく
使いやすいタイヤです。
切り返し安定感も高い印象です。
ラフなターンインや荷重をかけずに逆操舵で無理寝かせする みたいな事もしてみました
ラフに>
案外イケる けどリーン速度をワインディングじゃそこまで速くないしまだわかんないね。
荷重をかけずに>
普通 いたって普通に曲がる 超素直に曲がる。
当たり前ですけど。
変な癖も無いですがスポーツタイヤだしもう少し初期旋回性を求めてあってもいいよなあ
逆操舵>
一昔前のカワ車乗りみんなやってるよね????俺だけじゃないよね????
コンペタイヤに比べると応答が遅い?ので逆に安心感はある。スパコルに比べると無理な操作にも強いかな。
ウェット性能
ちょうどこれをお風呂の中で書いてます。
フルウェット 天候は雪の中乗りました。
結論から言うとわからん。
スーパーコルサ よりはマシです。 以上!!!!!
ライフ等は追々ですが追記します。
はじめまして。
まずは簡単に自己紹介から。
愛知県の西部に住む30が見えてきた単車好きおじさんです。
愛車はZX-9R C型
改造点はそこそこ多いです。
機関系 ノーマル
吸気 SIMOTAエアフィルタ
排気 アクラポビッチ フルエキゾースト
制動系
前後 ウェーブディスク
NISSIN セミラジアルマスター
アクティブ メッシュホース
駆動系
ファイナルノーマル
前後スプロケットAFAM
チェーン DIDゴールドVX
リアサスペンション HYPER PRO racing
外装
チャイナカウル
エーテック インナーリアフェンダー
怪しいショートミラー
タイヤは前後ナンカンのwfー2 スポーティアックを使用中。
クルマはダイハツ MAXRS 4WDです
ブラックレーシングにコペンのビルシュタイン ダウンサスにフルバケくらいです。
まあそんな感じの仕様で乗り回しています。